2019年6月4日から開催されているWWDC2019において、Appleはビットコイン(BTC)のアイコンと共にCryptoKit(クリプトキット)と呼ばれる開発者向けのフレームワークを発表しました。
詳細は以下の通り。
目次
Apple「Cryptokit」発表について
CryptoKitの概要ページ「Apple公式サイト」
以下、リンクからアクセスできます(英語)
Cryptokitとは
- 次の「iOS13」アップデートで「CryptoKit」をリリース予定
- CryptoKitは暗号機能を追加するためのフレームワークを提供する開発者向けのツール
- 暗号化などの操作をiOSアプリに統合
- 将来的にはハードウェアウォレット機能を利用
管理人
つまり、iPhoneがハードウェアウォレットとして利用できる可能性を秘めています。
ハードウェアウォレットとは

暗号資産を安全に保管・管理するデバイスのことを言います。
ハードウェアウォレットで有名なのはフランスのレジャー社がリリースしている「Ledger Nano S」ですが、管理人も暗号資産を安全に管理する手段の一つとして使用しています。
また、ハードウェアウォレットはインターネットに接続されていないオフラインの環境下で管理できるため、コールドウォレットでもあります。
補足「コールドウォレット」とは
暗号資産を保管するウォレット(お財布)のうち、インターネットに接続されていない「オフライン」の環境下で管理できるウォレットのことを「コールドウォレット」と言います。
特徴としてメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット
- オフラインで暗号資産を管理できる
- ハッキングなどのセキュリティリクスが低い
デメリット
- 暗号資産をすぐに取引することが難しい
- コールドウォレット自体を紛失、もしくはパスワードなどを無くしたり忘れたりすると復旧が困難
管理人のコメント
コールドウォレットの代表的なツールは「Ledger Nano S」ですが今回、Appleの「CryptoKit」の発表によりiPhone一台で暗号資産を管理できる日も遠くないと思われます。
管理人
今後のAppleの動きに注目です。
